ルーン文字の始まりはスカンジナヴィアに住むゲルマン人から始まったとされています。ルーン文字を知るうえで、ゲルマン人とスカンジナヴィアの歴史との関係は外せません。
本ページでは、ゲルマン人とルーン文字、そしてスカンジナヴィアの歴史とルーン文字について解説しています。

ルーン文字が神格化されている現代にいたるまで、ルーン文字はさまざまな時代を歩んできました。その歴史を少しずつ見ていきましょう。
ゲルマン人とルーン文字
ゲルマン人はルーン文字を作り、広めていったとされています。いずれもその詳細は分かっていませんが、ルーン文字はゲルマン語族系の国で発見されているため、そうだと解釈されます。
最も古いルーン文字は2、3世紀のもので、それ以来長きにわたって用いられてきました。初期ルーンはスカンジナヴィア南部などの地域で使われてきましたが、その後ゲルマン人の大移動により、ルーン文字は広くヨーロッパに伝わりました。
このようにゲルマン人はルーン文字を作ったとされ、発展されていったという深い関係があるのです。
スカンジナヴィアの歴史とルーン文字
スカンジナヴィアは、古くから南部地域でルーン文字が使われていた地域です。ノルウェー、スウェーデン、フィンランドの3国がスカンジナヴィアにありますが、ルーン使用の形跡である碑文が、いずれの国でも見つかっています。
その頃に発展したルーン文字は石碑という形であちこちに刻まれ、今でもその形を残しています。
ヴァイキング時代は交易」に用いられたともいわれますが、その後、キリスト教の広まりととともに、姿を消したと言われています。その後はアングロサクソンルーンと言われる新たな形になったこともありましたが、やはり発展はしませんでした。
その後は、言語としての役割を終えたかのように消えていったのですが、ルーン文字の呪術的な要素に注目し、呪術や占いに用いられるようになりました。
今ではルーン文字は占い以外に用いられることはないので、「呪術のための言語」と思われがちですが、実際にはこうしてしっかりと生活に密着した文字だったのです。
スカンジナヴィア周辺国では、こうしたかつてのルーンを伝える石碑が、たくさん残されています。ルーン文字は今も昔も私たちに力を与えてくれるのです。



