北欧神話の世界では9つの世界があるとされ、それぞれに神あるいは人間、巨人が住んでいます。それらの世界を支えているのが世界樹ユグドラシルです。
ここでは北欧神話の世界観である9つの世界とそれぞれの住民について解説しています。

北欧神話の9つの世界と世界樹ユグドラシルを知ることで、神話の世界がはっきりと見えてきます。ルーンに力を与えた世界でもあるので、出来れば知っておきたいところです。ぜひチェックしてみてください。
9つの世界
北欧神話では、世界は9つで出来ているとされます。
第一層が、アース神族の国アースガルズ、妖精の国アルフヘルム、ヴァン神族の国ヴァナヘイムからなります。
第二層は、小人の国ダヴェリール、黒い妖精の国スヴァルトアールヴヘイム、人間の国ミズガルズ、巨人の国ヨトゥンヘイムからなります。
第三層は、氷の国ニヴルヘイム、死者の国ヘルヘイム、炎の国ムスペルヘイムとなっています。
第一層
アースガルズには神々が住まいます。アースガルズは虹の橋ビフレストによってミズガルズとつながっていますが、門番ヘイムダルが見張っているので、人間では行き来が出来ません。
アースガルズの中には、グラズヘイムという神々が集まる宮殿があり、そこに主神オーディンの邸宅ヴァルハラがあります。
妖精の国アルフヘイムには、ヴァン神族の王フレイがいます。さらにヴァン神族の国ヴァナヘイムもあります。ヴァン神族は豊穣と平和をつかさどる神としても知られています。
第二層
第二層には人間の住むミズガルズがあります。ミズガルズは世界樹ユグドラシルの中央にあり、上はアースガルズ、下はヘルヘイムに挟まれた位置にあります。
北欧神話で、人間に恐怖を与える巨人が住んでいるヨトゥンヘイムも、第二層にあります。小人の国ダヴェリール、黒い妖精の国スヴァルトアールヴヘイムも第二層に存在しています。
第三層
第三層には、ロキの娘ヘルが治めるヘルヘイムがあります。ヘルヘイム北欧神話での死者の国です。さらに極寒の地であるニヴルヘイム、炎の国ムスペルヘイムも第三層になります。
まれにヘルヘイムとニヴルヘイムは混同されるようです。
これらすべての層は世界樹ユグドラシルの中に含まれています。ユグドラシルは3本の根があり、それぞれが、アースガルズ、ヨトゥンヘイム、ニヴルヘイムへと伸びています。
その根元には泉がわいており、アースガルズに向かう根元にはウルズの泉、ニヴルヘイムにはミーミルの泉、ウルズの泉は強烈な浄化用があります。
ユグドラシルが枯れないのはこれらの泉があるからなのです。



